2010年10月4日月曜日

Le Transporteur 2:トランスポーター2




良くも悪くもリュック・ベッソン節炸裂!




あのトランスポーターも、気付けば便利屋稼業へシフトチェンジ
今では子供の送迎の運転手という不景気の煽りをモロに受けているシリアス描写から始まる今作は、
前作からいったい何が起きたんだ!?と、こっちが心配になるくらいのキャラの変わりよう
舞台がフランスからマイアミに代わっただけで、ここまでプロットも違うのか!

こういうアクション映画に突っ込みは野暮なのは重々承知ではあるけれど、
数m先から放たれた銃弾をかわし、慣性の法則すらも無視する超人の姿は思わず突っ込みざるを得ない
しかしながら、解毒剤を安全に運ぶ究極の方法とか飛行機の侵入方法とか、加速するご都合主義に、
もはや突っ込みことすらも放棄してしまいたくなる始末!

終盤までその魅力を引っ張って、
やっと一騎打ちってところで予想を裏切るあっけない死にっぷりを披露した女の悪役には
ド肝を抜かされたし、不覚にも笑ってしまった!

アクションシーンを少しでも嗜好をこらそうと努力している姿は非常に好印象だったんだけど、
相変わらずカメラのブレの前に思わず酔ってしまった
その点も含めて、リュック・ベッソン映画として楽しめば良いのかも知れない

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