2010年10月15日金曜日

Rise Of The Planet Of The Ape:猿の惑星 創世記




彼の生まれて初めて発した言葉は拒絶という皮肉




あの脅威のラストシーンで幕を閉じる「猿の惑星」シリーズのリブート
どうして未来の地球はあのようになったのか?その謎が暴かれる!

シリーズを通して描かれていた【差別】というテーマは、
今ではもう人間同士で語るべき問題ではなくなり、
代わりに地球における人間とその他の動物との関係へ発展する

気付けば、どんどんシーザー側に引き込まれ、
最後の最後の飛び出す皮肉的なある台詞で観客達のカタルシスが一気に爆発する!
それにしても、「ハリーポッター・シリーズ」のマルフォイことトム・フェルトンは、
しっかりと小悪党顔に育っていたのもまた味わい

要するにウィル・ロッドマン博士が一人で勝手に暴走した結果がここまでの騒動を巻き起こす訳なのだが、
試薬品勝手に自宅の冷蔵庫に保管したり、シーザーを愛していようが結局ペット以上とは思っていない所とか、
本当に良いヤツなのは百も承知なんだけど、ガサツでなんかズレてしまっているキャラクターが絶妙!

この作品を見ると、思わずシリーズを見返したくなってしまうくらいの完成度を誇る作品
リブートものとしてはこれ以上ない出来栄え!

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