2012年8月6日月曜日

ヘルタースケルター




はいはい、アヴァンギャルドアヴァンギャルド




ヴィヴィットの色彩!センセーショナルな衝撃!
スタイリッシュな映像!スキャンダラスなラブシーン!

もはや映画の常套句とも言える人気漫画の映画化!
出る雑誌全ての表紙を飾る程の大人気女優Ririkoの本当の姿
次第に崩壊して行く彼女の身体と精神を生々しく描く
って言うけどさ...

はいはい、ワロスワロス

もうね、洪水の如く押し寄せる蜷川実花の自意識がかなり押し付けがましく
まるで学生映画を観てるかのような、恥ずかしさと鬱陶しさ
「私、世相を切ってます」と言いたげな浜崎あゆみの使い方とか、
訳もなくポエムを読み上げている大森南朋の姿を観ていると、
思わず失笑してしまうくらいの世界観にうんざり!

沢尻エリカが頑張れば頑張るほど滑稽に見えてしまうリリコの暴走
まるでVシネのお約束シーンみたいに一定時間おきにやってくる濡れ場
そして、やたら説明くさい登場人物で綴られていく物語

はっきり言って、全てが嫌悪感の塊!
公開前に作られた話題とそれっぽい映像だけの
見た目重視な出来映えは劇中の哀川翔が言っている
 " 女子供向け "の映画って事でそれなりに売れる映画なんだろう...

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