殺人ピタゴラスイッチ!
事故を装って人を殺していく彼らの手にかかれば、
ターゲットはファイナルディスティネーションみたいに死んでいく!
殺しのミッション・インポッシブルをぶちかます犯罪集団
偶然すらも綿密に計算された計画で演出してしまう彼らに襲いかかる【意外】
これは単なる神の悪戯か―?もしくは誰かの陰謀か―?
疑念に囚われた男は、答えのない問題に向かってブレーキをかける事なく転がっていく
その練りに練った殺人計画なんだけど、複雑にし過ぎた割に、
結果としてそれご都合主義だろ!ってくらいに強引なのが面白い
序盤のピタゴラ感を楽んでいると、ある電車事故をきっかけに物語はカヲスな方向へ向かっていく
どんどん深みにハマっていく主人公の泥沼っぷりが凄い
そんな主人公の行き着いた先が、「そりゃそーだろ!」と突っ込まざるを得ないくらい単純だったという、
観客にとって拍子抜けするアクシデントをぶつけつつも、しっかり満足させてくれるのは、
ワンシーンごとの画力が強く、そこにグイグイ引っ張られているから!
クセのある俳優陣の演技というより顔が最高なのと、
説明があまりないまま話にのせてしまう演出の力技が見事!
きっとジョニー・トーとソイ・チェンが製作陣でなかったら、駄作になっていただろうな―
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