2011年11月7日月曜日

Cowboys & Aliens:カウボーイ&エイリアン




とんだB級映画だったよ!




ジェームズ・ボンドとインディ・ジョーンズが西部劇を舞台にエイリアンをぶっ倒す!
そんなボンクラ男子の夢を載せた超大作かと思って行ってみれば、
これ…、とんだB級映画じゃねーか!

潔いくらいにタイトルそのまんまの直球勝負
「悪には悪の事情が...」とか、そういう余計な事は排除して、
困難→解決→困難の連続という一辺倒さはスカッとしていて気持ちがいい!
ツッコミどころすらも「こまけーこたぁいいんだよ!」と投げっ放した適当さが爽快!

夜襲戦や姿の見えないエイリアンとの戦いはスリル感溢れる面白さ
西部劇お約束なヒロインを抱えながら仲間の元へ戻る姿など、
序盤から中盤まではどんどん引き込まれていく

しかし、途中に訪れるヒロインを巡るある展開の前に、
思わず見ている誰もが、「ズゴー!」

超展開からいきなり物語はどんどんカヲスな方向へシフトチェンジ
今まであえて見せない事で恐怖を増徴していたのに、
途中からエイリアンが普通に出てくるようになってからは、B級感丸出しな世界へ早代わり!

末端の敵から奪った武器が大活躍し、本拠地までぶっ壊しちゃうドンデモさ具合に、
エイリアンの造形がどこか特撮怪獣臭い全時代的なデザインは多いに笑った

ここまでB級な作品でキャストがここまで豪華っていう、
なんともオーバースペックな不自然さも面白い
ハリウッド超大作だと思って向かっていったら、肩すかしを食らってしまう事請け合い!

途中までは良かっただけに惜しいよなー

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