2011年9月27日火曜日

命は弱さを許さない。

ばあちゃんが入院した。
癌が見つかったからだ。この日は手術だった。

そういえば最近全然会わなかった。
電話でもそっけなくしていたかもしれない。
親戚に遊びにいく予定も自分の遊びでキャンセルする事が多かった。

ばあちゃんに癌が見つかったと聞いて、
いきなり寂しく感じるなんて、自分は本当に都合の良い人間なんだろう。

病室にはやせ細っているばあちゃんが寂しそうに寝ていた。
そんな姿を観て、ばあちゃんの老いを知るなんて本当月並みな人間だと思う。
手術は無事成功し、目を覚ましたばあちゃんは、麻酔で朦朧としながら「わざわざお見舞いありがとね」を連呼していた。

.…当たり前じゃないか。
こんな状態でも気を遣うばあちゃんの姿に泣きそうになった。
やっぱり定期的に孫の顔を見せるべきなんだな、
ばあちゃんが病気になって気付くなんて愚か過ぎる。

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