2011年9月4日日曜日

Transformer:トランスフォーマー





足し算の美学




これぞ、マイケル・ベイの足し算の美学
自分のやりたいことをこれでもか!これでもか!と詰め込んで、
余りある財力と惜しまない労力の果てに完成した作品

この映画を表すならば、最高級食材で作ったジャンクフード
最高の食材をとりあえず全て混ぜ込んだ結果、何がなんだか分からなくなっちゃった!
だけども唯一、これはジャンクフードなのだと言う事は分かる
どんだけ凄い食材でも、マイケル・ベイというソースをかければ、アクの強い料理へ早変わり!

選べれしヲタク青年がオートボットと共に全世界を救う!
と言う、厨二病による一人称の話っていうマイケル・ベイ全開の物語
もはや物語の破綻や荒を指摘するのは野暮というより馬鹿ばかしい

そこにワンカットにどうでもいいようなディティールで埋め尽くされた空間を、
更に細かい造形のオートボットが、ブレブレのカメラの中を縦横無尽に動き回る!
もはや書いている自分すら訳のわからなくなってくる、そんなカヲスがここにある!

俺がマイケル・ベイだ!と言わんばかりのアクが強過ぎる個性が画面からほとばしる作品。
食いたくなきゃ食うな!と言わんばかりの開き直りにも似た投げっぱなし感が気持ちよすぎる!

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