2012年5月21日月曜日

劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ




マイノリティーの、マイノリティーによる、
マイノリティーのための音楽!





大人・子供関係なく、マイノリティーには生きづらいこの世の中
どんなに頑張っていたって、現実は痛過ぎるほどに情け容赦ない!
…けれども、それでも、僕らは生きていかなくてはならない

そんな孤独に生きる僕らは決して一人ではないと認識させてくれるのは、
いつの時代もこんな反骨精神に溢れ、胸を熱くさせてくれる、こんな音楽だったのだ!
そうである人にも、そうでない人にも、どんなヤツの心の中でも、
三者三様に神聖かまってちゃんのロックンロールは鳴り止まないっ!

ニコ生の配信やメディアの取り上げられ方を見て、
どうしても好きになれなかった神聖かまってちゃんを
この映画を見ると、どうしても嫌いになる事が出来なくなる

入江悠作品に代表される、それぞれのキャラクターの実在感と愛くるしさの秘密は、
実は絶妙過ぎるキャスティング力にあったがよく分かる!
それにしても反抗期の娘を演じる二階堂ふみの演技は素晴らしい!

それぞれ世間に認められないマイノリティーたちが、
心ない社会や人々の中でそれぞれに傷を抱えながら、
一つの楽曲を中心にとてもささやかな結末へ集約していく

最後の神聖かまってちゃんのライブシーンでこみ上げる感動!
ニコニコ動画の弾幕がここまで感動的に見えるなんて…!!

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