HAHAHA!ニッポンってのは "YAKUZA" と "NINJA" がいっぱいいるんだろ!?
仁侠映画やら時代劇やらを観た外国人の日本に対する歪んだイメージと
ハリウッドのアメコミアクションが合わさると
もはや突っ込みどころ以外は何もないようなトンデモ映画の出来上がり!
日本への歪んだ愛情の突っ走りっぷりは、もはやカルト映画クラス!
お寺でヤクザと大抗争を始めたり、新幹線の屋根の上でバトルしたり、
最終的には忍者の里に討ち入りしたり、これぞ、俺たちの自慢されたい日本!
思わず噴出してしまうくらいのズレっぷりが逆に新鮮!!
演出や美術も、そのズレたまんまの日本観をそのまま具現化した感じ!
まるでスケールのでかい「キル・ビル」を観ているかのよう
特にラブホテルの時代錯誤感がおもしろい
ただ、残念だったのは、ボスのシルバー・サムライがもっさりしすぎてダサいところ!
動きに機敏さがないので、戦っている姿がノロノロしているのでめっちゃ弱そう!
結果、死に様もあんまりインパクトに欠けてしまってなんだかなぁ?って感じ
あとはやっぱ脚本もかなり微妙
メインテーマである「死」に関しては、うやむやのまま終わっちゃってガックシ!
せっかく不老不死じゃなくなったのなら、「死」と隣り合わせだからこそ見える境地がある!的な成長を描いて欲しかったなー
あとは、途中に差し込まれるウルヴァリンとマリコの恋愛描写とかもタルかった…
ヒロインを演じたTAOと相棒を演じた福島リラがどっちも魅力的でないのが致命的
だから、恋愛のくだりを見せられても「どーでもいいわ!」って気分になっちゃった
まあ、そういったあまり細かいことを気にしないのであれば、
全体的に間違った日本感満載な映像は一度観ておいてもいいかも!
あと、相変わらずムキムキマッチョなヒュー・ジャックマンの身体
今回も存分に楽しめるので、そういう人にも是非!笑
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