2013年2月16日土曜日

Les Misérables:レ・ミゼラブル




世界かわいそうな人物語




革命前夜の激動のフランスを舞台に、運命に翻弄され続ける
壮絶なまでに悲惨で波乱万丈な人生を遂げる人々の物語

息を呑むくらいに見事なまでの衣装や美術
胸を打つ、俳優たちの熱演とその場で録音している熱唱
この二つだけでも劇場で見る価値はある気がする

でもやっぱり、ミュージカル映画ってモノに肌が合わなくて、
歌の一部としてリズムをつけながら語られる台詞に
思わず吹き出しまうくらいに笑いを隠し切れなかった

それに、革命同士たちの死を無駄にする
金持ちの下へ戻り、幸せに暮らしていくマリウス・ポンメルシー
にも関わらず最後に革命の歌で締めくくるラストシーンが全く腑に落ちず、
大事な大事な泣き所ですらも見落としてしまった

ただし、そんな自分でもアン・ハサウェイの頑張りはアカデミー賞に値する素晴らしさであったと思う

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