ちいさな恋のうた
1960年代ニューイングランドの小さな島で、
小さな二人の巻き起こした大騒動は、
とてもピュアでハッピーな小さな小さな恋の逃避行
どこにも居場所がなかった二人の決死の冒険
初めての恋に戸惑いながら見つけた語呂の悪い浅瀬
それは二人だけの王国、二人だけの居場所「ムーンライズ・キングダム」
だけど、その王国は突然やってきた嵐によって跡形もなく消えてしまった
でも、二人にとってはもうどうでもよかったのだ
なぜなら、嵐の夜に二人はこの世界で居場所を見つける事が出来たから
情けない大人たちを尻目に少年少女は成長していく
二人の純粋な愛の逃避行を目の当たりにして、大人たちも心も次第に変わってゆく
シュールでどこか可笑しくて微笑ましい、そんな心温まる物語
ウェス・アンダーソンのこだわり抜いた画作りと世界観
そして随所に散りばめられるシュールなギャグ
無名の子役と豪華な俳優陣とのアンサンブルが絶妙!
ただ、あまりに展開が進まな過ぎて、眠くなるのもまた事実
きっと、このシュールさが好きな人にはきっと堪らない一本なのだろう
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