2013年7月19日金曜日

Fast Five:ワイルド・スピード MEGA MAX




ここまで突き抜けられたら文句なし!



ついに第5弾にまでのぼるワイルド・スピードシリーズ
今作は、今まで登場したキャラクターを一同に会したケイパーもの!
キャラ立ちしたDQNたちがそれぞれの個性を生かしたチーム感にかなりワクワクさせられる!
しかも、追いかけるFBIは、我らがロック様ことドゥウェイン・ジョンソン!

当初は低予算レース映画でカーマニアしか楽しめなかったのが、
シリーズが進むにつれて洗練されていき、今作はみんなが楽しめるアクション・エンターテインメントへ昇華した!
「あれ?こいつこんなキャラだったっけ?」という少し強引なキャラ設定は置いといて、
それぞれのキャラクターにしっかり見せ場を作ってるところはさすが!

計画・下準備から、それぞれの個性を生かしつつ見せてくれるのがかなり好感が持てる
それをたっぷり見せておいて、最終的にちゃぶ台返して、強引にカーアクションに持ってったのも面白い!
しかも、そのちゃぶ台返された下準備が、最終的にオチの複線になっているところもニクい!

見せ場としては、CMでもバンバン流れていた金庫引きずりカーチェイスももちろんいいけど、なんてったって、ロック様とドミニクの肉弾戦が最高!
しかも、ロック様がヘッドスプリングで起き上がるというプロレスファンへのサービス付き!
ハゲマッチョの同士どっちがどっちかわからなくなるのはご愛嬌!

そこから、護送される途中の襲撃からのホブスが仲間になるまでの一連の流れはかなり胸熱展開!
特にRPGでふっとばされてからのスローモーションで展開される仲間がやられていく光景の悔しさたるや!
そこからの決意に満ちたホブスの姿は男ならずとも握り拳を震わせるはず!

ただ、ちょっと気になったのはドミニクたちのやり過ぎ具合!
序盤の列車で敵を鉄橋に放り投げてからスイッチが入ってしまったのか、
最後の金庫カーチェイスではいったいどれくらいの被害者が出たのか?ってくらいの暴れっぷり!

捜査官は殺してないからお咎めなしとか言ってるけど、列車ぶっ壊したり、汚職警官をぶっ潰して、
直接死んでいる描写はなくても、明らかに人が死んでいる事は明確な事故多数
今までは人を殺す事はほとんどなかっただけに、ここまであからさまに人を殺してしまうのはどうだろう?

ただ、それ以外はめちゃくちゃスカッとするハリウッドアクション超大作!
シリーズの今までが期待できなかっただけに、いい意味で裏切られた気分!
ここまで面白いシリーズならば続編も見てみたいって気にさせてくれる!

ちなみに、チラシにファイナルラップとか書いてるけど、あのエンディングで終わりな訳ねーだろ!

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