2013年7月1日月曜日

G.I. Joe -The Rise of Cobra-:G.I.ジョー




トランスフォーマーの二番煎じ




とりあえず、CG・VFXの添加物てんこ盛り!
トランスフォーマーに続けとばかりに、ド派手なアクションの連続で突っ走る!

VFXてんこ盛りのアクションなんて、それだけでもうアドレナリン出まくり…
なはずなんだけど、トランスフォーマーほどのぶっ飛び具合は感じられなかったのは、
愛すべき馬鹿であるマイケル・ベイとスティーヴン・ソマーズの作家性の違いからか?

まず悪かった点として、まずハイテクメカの造詣のかっこ悪さ
特にパワードスーツのアクションシーンが失笑するくらいにダサかった!
走ってるシーンがとてつもなくダサい!とにかくダサいのは致命的!
個人的にこの部分だけでもかっこ良かったら、評価は変わっていたのかも知れない
それに、悪の軍団コブラの目的が、このご時世に「世界征服」っていうのは、
厨二病満載で非常に微笑ましくはあるんだけど、動機が薄すぎて何がしたかったのかいまいち分かりづらい

加えて、秘密の軍団であるはずのG.I.ジョーが、
ウルトラマンよろしくパリの街を片っ端からぶっ壊した挙句に
地元警察に捕まってしまうって組織がバレるというユルユルすぎる秘密保持っぷり

こういうアクション映画にリアリティーがないって突っ込み入れるのも野暮だってのは分かるんだけど、
物語の中のリアリティーぐらいは持たせて欲しかったところ
荒唐無稽なストーリーは許せるけど、無理矢理なストーリーテリングにはのれない

それでも、スネークアイズとストームシャドウのアクションは、
アメリカ人の適当すぎる忍者イメージが気にならないくらいかっこいい!
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットもノリノリで演じた悪役も良かったし、
脇役のリップコードのキャラも嫌いじゃない!
ただ、肝心の主役であるチャニング・テイタムの存在感が薄いのはマイナス

まあ、今までつらつらと言ってきたけれど、劇場の大画面・爆音でこの作品を見れば、
アドレナリン爆発で上記の苦言は気にならなかったのかも!
とりあえず、童心にかえってド迫力アクションを堪能するがよし!

とりあえずヤヴァイ映像を見せよう!
ってところだけに主眼を置いた潔さは認めるけど、
この中途半端なラストもやっぱり首を傾げざるを得ない…

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