日本映画空振り大三振 くたばれ！Rookies

おれたちの代弁者！

2009年、自腹を切ってまで46本もの地雷を踏みに行った男たちによる

涙の愚痴こと、魂の叫びがここに！

映画が好き人が自発的に観に行く事は到底無い邦画たちの「ダメだったところ」だけを語る

ただし、そこに書かれる批判は単なる感情論だけではなくて、

どこがどのように駄目だったのかを的確に語ってくれているのでかなり痛快

筆者の豊富な知識に裏打ちされた批評の数々を見て僕たちは、

「やっぱそうだよな」と言って溜飲を下げるのだ

46本もの地雷を全て爆発させて来た男たちの口から、最後に発せられた言葉は、

「映画はテレビ屋のオモチャじゃねーんだよ！(泣)」

まさに、今の邦画界に対して感じている思いを代弁した魂の咆哮！

本来であれば悪いものを悪いって言うのは簡単なはずなんだけど、

今やTVに雑誌や新聞すらも誰かの顔色を伺う時代で、

今は悪い物ですら良い物として宣伝されている

それを見て、自分の中で日に日に大きくなっていくモヤモヤを

ここまで思いっきり吐き出してくれる様は最高としかいいようがない

ココに出てくる46本は邦画界の話題作であり、興行的にもヒットしてのも多数ある

でも、それって本当に素晴らしい映画だったのか？

TV屋の魔術に引っかかり、どうでもいいスピンオフやありきたりなラブストーリーが大ヒットする中で誰かがこの言葉を言わなきゃいけなかったのだ！

「くたばれ！Rookiesと！」

てか、よく考えたらココに出てくる作品、1本も見た事なかったし！