2012年1月22日日曜日

Brother




F**k'in Japくれぇ分かるよ、バカヤロウ




北野武流クライム・エンターテイメント in L.A.
寡黙で格好よ過ぎる一人の極道の破天荒な人生
常に死に場所を求めて彷徨いながら、彼が最後に選んだ土地はLAだった

その壮絶な生き様に、肌の色や言語は違えども誰もが「Brother(兄貴)」と憧れる
最後に残した粋な手紙は、もはや涙なしでは語れない
ギャング相手に銃をぶっ放して言い放った一言のかっこよさは思わず震える!

孤高の極道がロスで暴れる様はまさに「死狂い」の姿であり、
その姿はどこか物悲しく、哀愁を纏っている
渇いた空気漂うロスの街並と飛び交う銃弾の中で北野武の美学が青く光っている

「ソナチネ」や「花火」などより、アクションなどエンターテインメント性が強い作品
今思えば、アウトレイジの源流とも言うべき作品なのかもしれない

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