この映画、何かがおかしい…
女に裏切られ、足まで怪我した運のなさ過ぎる強盗が
迷い込んだのはサイコな注文の多い料理店
誘われるままワインを一杯飲み干せば、
イカれた主人のもてなす、招かれてはいけない晩餐会が幕を開く―
デヴィッド・ハイド・ピアースのハマりっぷりが怪しく光る
随所に散りばめられるブラックユーモアに誘われ
悪夢のような一夜に主人公同様に飲み込まれていく
しかし、夜が明けた途端、魔法が解けたかのようにその魅力は薄れていく
無理矢理に話を一転二転させてたら、なんかよくわからなくなっちゃって、
結局、収拾つかなくなって着地点さえも不安定
どうせなら、夜を終わっておけば良かったのに―
コメディなのかスリラーなのか判断出来ない不思議なテイストの晩餐会から
展開捻ろうとしすぎて強引にぐちゃぐちゃになっていく結末まで
観ていて常に感じるのが、「この映画、何かがおかしい...」
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