2013年9月5日木曜日

Underworld Awaking :アンダーワールド 覚醒




もはや、その予算では回収不可能!



ついに4作目を迎えたアンダーワールドシリーズ
吸血鬼 vs ライカンの戦いについに人間も加わり、事態は混迷を極めて行く
この映画も同様にどんどんスケールだけが広がって行き、
はっきり言って、このシリーズの予算では全く収拾がつかなくなっている
にも関わらず、90分以下にまとめてしまったので、最終的には何も解決しないまま、
全てをぶん投げたような終わり方になってしまった

なんかアンダーワールドに無理矢理バイオハザード混ぜ込んだみたいな序盤から、
「ん?ちょっと待てよ?」という疑問符がつきまくりの穴だらけ!
物語はそんな事を気にせずフルスロットルで突き進んで行くので、もう着いて行けない

さらに新たに加わった人間というポディションも最初から、
ラストのある展開を驚かせるためだけにしか機能されていない
ただでさえ語り切れない世界観に人間という設定がプラスされて、
スケールだけが広がって行き、語られる話はものすごくしょぼくなっている

さらに、ハナから続編ありきで作っているので、
結末も全然すっきりしないまま、エンドロールが流れて行く
この開き直り具合は見ていて非常に腹立たしい

前作同様に青を基調とした画作りで相変わらず雰囲気はなかなかなんだけど、
肝心のアクションが元々3Dとして作られたからか、VFXやCGに頼り過ぎなのと、
見れるようにはなってきたんだけど、やっぱりケイト・ベッキンセールの動きに違和感を感じてしまう

はっきり言って、このアンダーワールドシリーズを好きになる事は出来なかったし、
なんでこのシリーズ人気があるのか正直理解出来なかったんだけど、
完全にこの作品で三行半をつきつけることになった

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