2012年10月9日火曜日

SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム




青春映画としては一流
Hiphop映画としては三流




埼玉に続き、今度は群馬のど田舎で
夢も希望も何もない20代後半の独身女子たちが、
現実や世間の厳しさにぶつかり、傷だらけのライムを吐き出す!

名作「SR サイタマノラッパー」からの流れを汲んで、
今度は、過疎地での独身女性の息苦しさや挫折を相変わらずの痛々しさで描く!
前作以上の場違い感と気まづさ、そして熱い気持ちが溢れるライブは必見!

ただし、これをわざわざHip hopを通じて描く必要であったのか―?
「SR サイタマノラッパー」ではメインテーマだったはずのHip hopが、
本作ではストーリー語るための手段にしかなっておらず、
題材がHip hopである必要性に乏しかった気がする

それでも、様々な困難の中で傷だらけになっていた女性たちが
再び立ち上がろうともがき苦しみ、最後の最後の吐露する本音のラップは
観ている者の心をアツくせざるを得ない!

最後の葬式でのフリースタイルシーンは、
前作のラストに引けを足らない名シーン!

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