これぞ「日本語RAP映画」
人生ってヤツは時に残酷だ
自分の夢に正直に生きたはずだったのに
どうしてこうも上手くいかないんだ!?
まっすぐ歩んでいたはずの馬鹿正直で不器用な男
現実というのは非情にも、彼を破滅に道へと誘っていく
その道をもはや転がるように転落して行くしかなかった彼の人生
ただ、そのドン底のような状況で、唯一彼を照らし出した一筋の光は、
やはりHip hopでしかなかったのだった
2009年に公開した「SRサイタマノラッパー」シリーズ完結編
前作で疑問に感じていたHip Hopを題材にする必要があるのかという疑問を
一蹴してくれたシリーズ最終章にてシリーズ最高傑作!
「SRサイタマノラッパー」で単身、東京に向かったマイティの救いようのないドン底の物語
憧れの東京の地で必死で働きながら、夢を追い続けるマイティに立ちはだかる
極楽鳥という稀に見る最低のHiphop Crewや栃木の極悪非道のチンピラたち
思わず背中を押したくなるようなマイティのキャラクターに感情移入しまくり!
リアリティー溢れるMC Battleやシリーズ定番となったラストのフリースタイルなど、
個人的には日本語RAPという題材にやっと正面から向き合って作ってくれたような気がする
低予算とは思えない画面から溢れるスケールの大きさにも驚き!
シリーズ3作目にして、やっと本物と言えるくらいの日本語RAP映画が完成した!
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