歯にものが詰まったようなお話
全米のみならず世界の人々が目を疑った
アグレイブ刑務所で巻き起こった惨劇の数々
「そこでなにが起きていたのか?」と言う事を
その当事者たちの証言と実際の写真とともに綴られる
ただし、あの鮮烈過ぎた事件のフィルターのせいか、
インタビュイーが何を言っても自己弁護のように聞こえてしまい、
フラットな視点で見つめる事が出来ない
それでも、確かに彼らの言う事にもうなずける部分もあり、
そこにいない者が倫理や正論を振りかざした所で、
戦場と言う異常な空間では意味をなさない事を知り、
この事件など氷山の一角であり、真相は闇の中にある事を悟る
ただ、気になったのはこの事件を語る誰もが
この被害者への謝罪の言葉がなかった事だ
これが意図的にカットされたものなのか
それすらも闇に包まれている
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